stereo誌付録のスピーカーを組み立ててみた(組み立て・音質評価編)

ガジェット紹介

デスクに置くスピーカーを探していたところに本誌を見つけたので、DIYしてみることにしました。
付録のスピーカーユニットはコーンが特徴的で、トンボの羽を模した模様や、貝殻を模した曲線で出来ているようです。
市販には無い特徴を持ったスピーカーが作れると思い、制作してみることにしました。
ONTOMO社サイト

この記事はこんな方にオススメ

  • OM-OF101キットに興味のある方
  • OM-OF101の音質が知りたい方

これならできる特選スピーカーユニット 2021年版 オンキヨー編 特別付録:オンキヨー製10cmフルレンジ・スピーカーユニット OM-OF101 (ONTOMO MOOK) [ stereo ]

価格:6,930円
(2021/8/26 21:42時点)
感想(2件)

これならできるスピーカー工作 2021 特別付録:オンキヨー製10cmフルレンジ・スピーカーユニット OM-OF101対応エンクロージャー・キット (ONTOMO MOOK) [ stereo ]

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感想(0件)

セットの内容

内容物は下記となります
■これならできる特選スピーカーユニット 2021年版 オンキヨー編
・OM-OF101(スピーカーユニット本体)×2個
・取り付けネジ×8本
・スピーカー裏に張り付ける密閉シール×2枚

■これならできるスピーカー工作 2021
・ダブルバスレフ型エンクロージャー×2セット
・板ばね式ターミナル×2個
・ターミナル取り付け用ネジ×4本
・内部配線×2セット
・吸音スポンジシート×2枚

組み立てた印象

  • 付属のMDFボードの加工精度は良い
    MDFの断面は垂直になっており、自立する程度です。ただ、MDFの特性上、接着時はしっかり固定しておかないと斜めになる場合もあります。
    私も固定が甘く、若干歪んでしまっています。
  • 組み立て用のダボ穴や、ガイドは無い
    付属のMDFボードはすべて素地のため、貼り付け位置等は定規等で図らなければいけません。
    誰でも簡単に!とは言えないかもしれません。
  • フロントパネルは面取りされている
    エンクロージャーのフロントパネルは面取りされているので、見た目が良いです。
    今後黒色で塗装予定ですが、加工の手間がなく良いと思いました。
組み立て完了のイメージ。
車用の吸音材が余っていたので、追加してみた
若干端がずれてしまった。。。

音質チェック

※吸音材や制振材を追加して作った音の印象になります。また、アンプはFostexのAP15mk2を使用しています。
音のイメージとしては、中音域が前に出る「かまぼこ型」となります。
中音域が前に出ており、ボーカルがハッキリ聞けるようなバランスです。
高音や低音は引っ込んではいますが、しっかり出ているような気がしました。
バスレフポートからは、「ドスッドスッ」と重低音がしっかり出ています。

※※※3か月程使用し、音質再レビュー※※※
エージングが進んだと思うので、音質の変化について記載します。
基本的な性質は作成直後から大きな変化はありませんが、若干重低音も出てきたかな?という印象です。
高音は相変わらず出ないので、バランスを重視される方はツイーターを追加すると良いかもしれないです。(追加検討中)
聞き疲れしない尖りの無い音なので、BGM等にも良く普段使いに向いているスピーカーです。

最後に

ユニットとエンクロージャ合わせて15000円程度のスピーカーセットになりますが、市販にはほとんど無いダブルバスレフ、特殊なユニットなスピーカーが作成できます。
小口径のためあまり重低音は出ないですが、聞き疲れしない音になっていると思います。
ニアフィールドでも使いやすいと思うので、デスクで使うブックシェルフ型スピーカーをお探しの方、ぜひ購入してみてください!

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